LYNK+ デモ AMD Radeon RX 7900 XTX GPU (モジュラーウォーター搭載)

ドイツの水冷メーカー LYNK+ は、新しいモジュラー水冷コンセプトを発表し、AMD の Radeon RX 7900 XTX GPU でデモを行いました。

LYNK+ は、GPU 用の新しい水冷コンセプト設計の 2 台のデモ ユニットを披露し、Der8auer によって詳しく見られました。 2 つのデモ ユニットには、NVIDIA GeForce RTX 3080 FE および AMD Radeon RX 7900 XTX MBA デザインが含まれていました。 どちらの GPU にも、モジュラー設計を特徴とする新しい冷却ソリューションが搭載されました。

LYNK+ モジュラー GPU 水冷ソリューション コンセプト ウォーターブロック (画像クレジット: Der8auer):

GPU ブロックから始めて、GPU の上部にあるメイン ヒートシンクはダイキャスト アルミニウム ボディで作られており、GPU 領域は CNC フライス加工されており、液体が効率的に冷却できるようにするマイクロチャネル フィンを備えています。 ユニット全体は GPU、メモリ ダイ、VRM を冷却するように設計されていますが、これはアルミニウム ブロックであるため、オフに見えるアクリル窓がないため、水がどこに流れているかを見るのは困難です。棚上のウォーターブロックは現在入手可能です。 もう1つの大きな違いは、ウォーターブロックがブロック自体にポンプを収容せず、ラジエターブロック内にポンプを収容していることです。

ラジエーターは興味深いもので、240mm と 360mm の 2 つのデザインが展示されました。 どちらもポンプ、リザーバー、ラジエーターと追加のエアポケットを備えており、温度に関連して悪影響を引き起こす可能性があるため、ウォーターブロック内に空気が閉じ込められるのを防ぎます。 しかし、LYNK+ をモジュラーにしているのは、一種のクイック コネクタ設計のコネクタです。

LYNK+ モジュラー GPU 水冷ソリューション コンセプト ラジエーター (画像クレジット: Der8auer):

これらのモジュラー コネクタは、差し込むだけでウォーター ブロックに取り付けることができます。デモ バージョンでは、ネジを使用してチューブをしっかりと固定していました。 最終バージョンではより優れたラッチ解除メカニズムが導入される予定ですが、モジュラー設計により、最初に GPU を取り外す必要がなく、そのような場合に液体がこぼれることなくラジエーターを取り外すことができます。 この設計により、ユーザーは二次 LYNK+ ループを使用して冷却性能を向上させることもできます。

AMD Radeon RX 7900 XTX グラフィックス カードを実行するデモ ユニットは 360mm ラジエーターを使用し、Furmark でストレスを与えながら 50℃ 未満で GPU ジャンクション温度が 75℃ 近くで動作していました。 コンセプトデザインとしては素晴らしく、最終デザインではさらなる改良が期待できます。

LYNK+ モジュラー GPU 水冷ソリューション コンセプト製品 (画像クレジット: Der8auer):

GPU AIO 冷却は新しいものではありませんが、LYNK+ モジュラー水冷が合理的である理由は、既存の AIO GPU を購入した後、新しいものにアップグレードするときに、プラグを抜くことができないため、GPU とクーラー全体を廃棄する必要があるからです。設計が異なるため、冷却を新しいものに取り付けます。 LYNK+ を使用すると、GPU とウォーター ブロックを取り外すだけで済み、同じリザーバー、ポンプ、ラジエーターを新しい GPU で使用できます。 必要なのは、LYNK+ に GPU 用に作られた適切なアルミニウム ウォーター ブロックがあることを確認することだけです。 これは現時点ではまだコンセプト設計ですが、間違いなく興味深いものであり、メーカーが将来の GPU 設計にこれを採用するのが待ちきれません。